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HER EYES
#SDGzucca #SustainabilityChallenge

Goal 14: Life Below Water
海の豊かさを守ろう

100%廃棄物から作られる、海を守るエコファブリック「ECONYL®︎(エコニール)」を採用した、人にも環境にもやさしいズッカのサステナブルウェアを通じて、持続可能な未来を考え、ともに創るチャレンジプロジェクト。2030年までの達成を目指す、17の世界共通目標『SDGs=Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)』の14番『海の豊かさを守ろう』にフォーカスした本プロジェクトは、世界的に謳われるサステナブルについて、未来を担う若き表現者とともに考えます。地球の面積の7割を占める海。わたしたちは生きるために、多くの恵みを海から受け取っています。地球のあらゆる命の源である豊かな海に起きているふたつの問題。ひとつは、人間が出す大量のごみや廃水による深刻な汚染。私たちが使っているペットボトルやビニール袋などのプラスチックゴミは年間800万トン、海に流れ出ています。プラスチックは海の中で砕けて小さな破片となり、それを魚や海鳥たちがエサと間違えて食べてしまいます。お腹から山のようなプラスチックが出てきたというような話が、多くの海の生き物やそれを食べる動物たちに起きています。もうひとつは、魚などの獲りすぎで多くの海の生き物が絶滅の危機にあること。世界的な健康ブームで魚を食べる人が増え、魚を獲る量が増加し違法な漁業も増えています。いまのペースではいずれ海洋資源は得られなくなる。資源を持続的に開発し、生態系を守ることが豊かな海を維持する上で重要な課題。想いをつなぎ、エネルギーや資源を守る、未来を変えるアクション。小さな一歩を大きな変化につなげて、持続可能な未来を創ります。


SDGs
Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称。国連加盟193ヵ国すべてが合意する世界共通の目標。貧困や飢餓、テロや紛争、社会的格差、気候変動による環境問題など世界で起きているさまざまな問題を背景に、このままでは地球がもたないという強い危機感の中、2015年に国連サミットで採択されました。世界が抱えるさまざまな問題に対して、2030年までに解決を目指す未来をつくる17のゴールです。


ECONYL®︎
イタリアのAquafil(アクアフィル)社が開発したエコなナイロン「ECONYL®︎(エコニール)」は、世界中の埋立地に捨てられたプラスチックや海洋プラスチックとして問題になっている漁網などの廃棄物から再生させた環境配慮型素材。ECONYL®のプロセスは大きく分けて4つの段階から成り立つ。まずは、埋立地や海に捨てられたプラスチックを回収するRescue(レスキュー)。次は、浄化しバージンナイロンと変わらないレベルまで素材を生まれ変わらせるRegenerate(再生)。そして、アパレルやインテリアに利用すべく製糸するRemake(リメイク)。最後は、ECONYL®を使用するブランドの手によるReimagine(新たに想像する)で、製品として世に送り出される。石油から作られる一般的なバージンナイロンに比べて水やエネルギーの使用を大きく節約でき、CO₂排出量も最大90%削減が可能。原料を作る過程の透明性を担保しトレーサビリティにも配慮。「廃棄物の再利用」「環境負荷軽減」「無限の再生サイクル」という可能性を見せた次世代のナイロン繊維。

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